ザ・ジェッジジョンソン というバンド (J)

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あけましておめでとうございます。

2020年はほんとにみなさま大変な中ダイバーキリンをかわいがって頂きありがとうございました。本年2021年もどうぞよろしくお願いします。

さて昨年末から始めたこのシリーズ、第5弾です。

ザ・ジェッジジョンソン。知ってる?


(以下ジェッジ)

どういう経緯で聴き始めたのか忘れました。なんやったやろ、NHK FMかな、、、2008年ごろ、私は高校2年生。ジェッジがメジャーデビューした年でした。

聞き慣れない&発音しづらいバンド名。当時はTHE JETZEJOHNSON表記、字面も異様。なんじゃこりゃと調べ始めるとこういう画像情報ばっかり。現在はばっちり顔出ししてますが、当時は匿名性の高いアー写ばかりでした。gt,voは藤戸じゅにあ。じゅにあ?

2枚目はアルバムのジャケット。ジェッジのアルバムの多くは鶴田氏のイラスト。目引くやん。

聴いてみればこんな音楽。

Dancetek/ザ・ジェッジジョンソン
Dancetek/ザ・ジェッジジョンソン/2008/4/9

オフィシャルなbiographyとして、下北沢のライブハウスシーンに生バンド+エレクトロニカという形を持ち込んだ先駆けだったそうです。不遇の時期も長かったみたい。

ドラムレスの打ち込み+フロント3人大音量、それはなかなかトンでる。(途中からドラムも参加。)

打ち込み、4つ打ち、ヴォコーダーと、エレクトロニカやニューウェーブと接し始めた頃の私にとって、ある程度間口は広かったように思います。が、なんか変じゃないですか?妙にポップ?

当時私をざわつかせていたこのあたりのバンドとしてはサカナクション、POLYSICS、Apogee、the telephonesなど。でもなんか違う、、、その違和感を確かめたいかのようにリリースの度にCDを購入、気がつけばしっかりファンと化した私。(初めて買ったアルバム。メジャー1st。デカい。)(メジャー2nd。これがとても好きでした。携帯の待ち受け、これの限定ダウンロード壁紙にしてた。)


上記の2ndが出た頃、藤戸氏はブログに「自分は所謂天才ではないので、凡人が努力して作り上げてみた音楽」といった内容を挙げていました。とても印象的。これは今でも私自身が強く意識しているところです。

憧れや目標があって、思わず「天才か!」と思ってしまう時点で、自分と比較している時点で私自身は天才ではなく、でもそれは悲観的なわでもなく、それならそれで凡人なりのやり方があって、結果出来る歪さが私は好きです。天啓じゃなく、人がやってる感じ。

「ランダムに音を生成するソフトで何百通りもスクラップ&ビルドを繰り返して出てきたものを曲として広げた」とか、めっちゃ非効率で不器用でロマンありません?↑のアルバムに入ってます。

とはいえジェッジはれっきとしたバンド。ライブバンドとして名を挙げただけあって、なエピソード。いつかのロッキンオンジャパンにて、ステージ上が真夏の業火で灼熱と化してしまい、組み上げた「要塞」(大量のラックエフェクター)がシステムダウン。復旧を試みたもののどうにもならず。迫る時間。

結果、打ち込み無しの完全生バンド状態でライブをやり遂げたそう。うひゃーーー。

そんな藤戸氏のメインギター、Fenderのサイクロンなのですが、なんとそれはマスタービルドの一本で。マスタービルドのサイクロンなんかまじで世界にほぼ存在してないという、トンデモレアな一本。しかもオーダー品。意味がわからん。

ロック、ポップス、パンク、メタル、ニューウェーブ、エレクトロニカ、ゲーム音楽、DTMなどなどジャンルレスに好きなものと、思いつく限り使える限りのアイデアとテクノロジーを混ぜこぜにしたらこうなる、という一つの形やと思います。

ジェッジジョンソンの「デプス・オブ・レイヤーズ・ダウナー【リマスタリング】」をApple Musicで
アルバム・2015年・20曲

愛のみでここまで書いてます。興味があればぜひ聴いてみて下さい。少し前に書いたGood Dog Happy Menばりにクセの塊です。藤戸氏と門田氏は仲良しみたいです。よくわかる。

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