湯川潮音 というシンガー (J)

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ダイバーキリンgt,vo山中Jの思い出&ルーツを探って忘備録にしてみようのコーナー、第4弾!

我らのような文系バンドマンにとって、あらゆる意味で時のアイドル・姫のような存在っているじゃないですか。いるでしょ?

最近やとカネコアヤノが好き!って方とよく会った気がします。私は柴田聡子が好きです。

そんなお話。


あれは多分高校1年生くらいの頃。自転車で最寄り駅まで走って電車に乗り、その後徒歩と合わせて1時間程の通学をしていました。

でも最寄り駅は各駅停車の田舎駅で周りはなにもなく、その隣は比較的大きな駅で、JEUGIAやBOOKOFF、TSUTAYAも駅前にある。それを目指してたまの、バスを使って隣駅から通学していたある日。JEUGIAに置いてあったある映画のDVD発売告知パネルに目を取られる私。

Base Ball Bearの史織ちゃん出てるやないか!!!

数日後DVDをレンタル。うお〜〜ベボベや〜〜演技へろへろや〜。でもおもろいな、みんなかわいいな。

と思っていた矢先、ん?さっき指を怪我してた人は一体何者?

あれ?いきなり歌い出すやん、ウワーーーーーーーーーーー好きーーーーーーーーー!!

湯川潮音さんでした。(同時にはっぴいえんど「風来坊」を知る。)

2ndmini『紫陽花の庭』

映画での歌声と、↑のジャケットに完全K.O.だった私はここから完璧な沼へ。

以降リリースのたびに新譜は購入、旧譜はメジャー盤のみですが買い集め、追いに追っておりました。名盤3rd『灰色とわたし』

この頃の私は高校1〜2年生。多感。尖っている。9mmとかTHE NOVEMBERSとか聴いてた。ので、あんまり周りに「湯川潮音好きやね〜ん」なんて言えませんでした。その抑圧(?)からか、まだ言えたほうの部活の同級生たちには「この人が俺の姫」などと完全に反動で振り切った発言をしていました。怖いな。


時は進み私は大学生になるころ。

当時、湯川潮音デザインの公式Tシャツが新曲1曲と合わせてあるカタログ雑誌限定販売されるという報が。フェリシモから出ていた通販雑誌haco.。(これは最新の。もう休刊してるんですね。小松菜奈ちゃんかわいい)

「こんなイケてる雑誌を、、、俺が買えるのか!?」と思った私。そんな時タイミングよく、京都に住む大学生の先輩のところへ遊びに行くことに。これ好機と、先輩宅最寄りのコンビニで勇気を振り絞りhaco.を購入。ここは地元じゃないし!と。

速攻で注文。今でも着てます。これ着て神戸のライブにも行き、サイン会にも参加しましたが、潮音さん、たぶん若干引いてたな、、、いい思い出、、、


その後しばらくして渡米・活動休止を挟んだあたりで聴く機会も減っていきました。新譜はチェックしていましたが、発信側も受信側も移り変わるもの。

2017年、ダイバーキリンが初の流通作品としてリリースした『海でもいい』を京都のタワーレコードに取り扱って頂いたのでご挨拶に。

ありがたいことに試聴機に入れてもらっていたのですが、なんと!隣が湯川潮音!!!!(厳密にはsione & 湯川潮音 名義のコンセプトアルバム)(そして逆隣がThe Wisely Brothers。なんで?なんで私の趣味知ってるの???)

ありがたさと嬉しさで震えました。

今年限定リリースされたライブ盤もばっちり購入。「弦とわたし ツアー 第二章」という、実現しなかったツアーをライブ録音した作品。新旧入り混じるセットリスト。よく聴きました。最初の「弦とわたし ツアー」、行ったなぁ〜。

爆音やオルタナ、ギター!バンド!な音楽以外でも、弾き語りやポップ、柔らかい音楽が今でもある方向で大好きな由来はこのあたりなのかな。

鳥のように羽ばたく声、大好きです。

湯川潮音の「灰色とわたし」をApple Musicで
アルバム・2008年・10曲
湯川潮音の「Sweet Children o' Mine」をApple Musicで
アルバム・2009年・9曲

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