Blondie というバンド (J)

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ダイバーキリンgt,vo山中Jの思い出&ルーツを探って忘備録にしてみようのコーナー、第2弾!

ニューヨークパンク〜ニューウェーブの重鎮、Blondieです。


出会いは大学3回生も終わり頃。ダイバーキリンは結成まもなく、もうすぐ初ライブというタイミングで行った人生初の海外旅行、アメリカへ。

OASIS、Radiohead、Arctic Monkeysあたりの、お年頃な私たちにとっての”洋楽”にイマイチ入り込めなかった高校時代を経て、「いや〜俺は海の外の音楽は肌に合わんからなぁ〜」などと謎の理屈を捏ね回しながら大学生活が2年強過ぎていました。ギリギリでBeck、そして友人に教えてもらったWilco、The Flaming Lipsなどを聴き始めてはいましたが。(こう書くと見事にアメリカやな)

せっかく海外・アメリカ行くんやから、アメリカの音楽聴けるようになれたらなぁ〜と思いつつ国際線に搭乗。エコノミークラス、狭い座席でひとしきり映画を観て、さすがにヒマになった私がチョイスした番組が小林克也の『ベストヒットUSA』。そこで紹介されていたのがコレ。

Blondie - Heart Of Glass
REMASTERED IN HD!Watch the Official Music Video for Heart Of Glass performed by Blondie.🔔Subscribe to the Blondie YouTube channel:

クネクネした美人、そしてCMで流れてて気になってたやつ!第一印象。

なんとなく心に引っかかったままアメリカ着。

旅行中立ち寄ったハードロックカフェではvoデビーのサイン入り写真とその写真で着用していたラグランが額入りで飾られていました。目を奪われました。あれ?これは偶然とはいえそういう流れでは?(探したら写真あった、、、)

と、現地のCDショップを物色してBlondieのベストを購入。(合わせてNew Orderの1st、シンディーローパーの1st、Yo La Tengoのベスト、映画のサントラなど)


なんとなく”洋楽”に親しみを持ちにくかった時間が長かった私もやっと、この旅行を機に壁が無くなった気になれました。現地で英語しか耳にしなかったからかな?と、本気で思っています。

Blondieの何がパンクなんだろう、と思いつつ色々聴いてみるとなるほど。

ブロンディの"汚れた天使"をApple Musicで
曲・1976年・時間:3:22

↑初期。

ブロンディの"Hanging On the Telephone"をApple Musicで
曲・1978年・時間:2:21

↑少し経った頃。最高。好き。

ブロンディの"ラプチュアー (Remastered 2001)"をApple Musicで
曲・1980年・時間:6:31

↑こんなもんミクスチャーやないか。

パンクを多く語るなんてことは口が裂けても身が砕けようとしませんが、サウンドとか言葉だけじゃなくて姿勢やんな、と思ってます。

我ら界隈大好きなTelevisionも、最近ようやく好きになったTalking Headsも、ニューヨークパンクと言われますが、彼らが在りし日のCBGBに出演していたと思うと、、、http://amass.jp/142459/


「今まで知らなかった音楽」との出会いは人それぞれ様々やと思いますが、私にとって「ガチャガチャしてて整ってない、ように聞こえる、それが最高」みたいな音楽との出会いのひとつやったように思います。Blondieは70年代からのバンドなのでもちろん録音技術などの面も言えますが。

物心ついてから流行っていた・知っている音楽、日本の主流なポップスはどれも(良くも悪くも)キッチリ整然としていて1mmの歪みもない、という印象です。今も。ダイバーキリンでさえ、最初の頃はそうでなくちゃいけないのかな、と思っていました。今は思ってないです。(悪いことやとは思ってないですよ。)

Blondie、初期からのメンバーはみな60〜70代と高齢。いつか生で観たい。その時が来るのを待ってます。

今回はこれで!楽しいのでまた書きます。

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