こんにちは。山中です。
引き続きレコーディングのアレコレ想い出を。果たしてどこまで続くのか、、、
・1日目
いざレコーディング開始。
なにかと気合の入る、そして空回りそうな作業なので、最初に取り掛かるのは比較的気楽に、バーーンとやっちゃえる曲からしよう!
ということで1曲目は「言わない」から。
音を決め、何回かリハ的な練習を経てスタート。
さすがに1〜2テイクでは決まり切らず(これで決まっちゃうバンドもいるよ)、修正点を見つけつつ、確か3テイク目くらいで「おや?これは?ええのでは???」となりました。
しかし何といってもテンションはブースト状態。心地よい疲労感と小さな達成感。その場での冷静なジャッジはちょっと難しい。なので一旦それでOKとして、他の曲へと順々に取りかかります。
難曲、鬼門となりそうなのがいくつかあったため、バランス良く2日に分ける計画を立てつつ。
・・・
1日目で確か、「言わない」「テーマ」「なんにもない」「そら耳」「おどるいきもの」を録ることが出来ました。1日で5曲、目標クリア!やれば出来るぞダイバーキリン!!
「その美しさに涙が出る」「ピクニック」も触りましたが、気になるところ多数で翌日に持ち越すことに。
難曲はウンウン悩みつつ、最後まで細かいアレンジをアレコレしていた「テーマ」に苦労しつつ、そしてわたしは合間合間にビールを飲みつつ。。。
場の雰囲気、空気感がウルトラ良かったことと、やはり楽器いっぺんに鳴らすとライブしてるみたいな気持ちで演奏出来て、とにかく楽しくワイワイ作業をしていました。
特に大きなミスやトラブル無く1日目の作業終了。
プチ打ち上げ的に腹ごしらえしてから解散しよう!ということで総勢7名で「天理スタミナラーメン」に突撃。
7名分の注文をサクサクと出していく店員さんに感服しつつあっという間にご馳走様でした。
ちなみに翌日もまりいは天スタを希望していましたがさすがに却下され、後日カップ麺を食べたそうです。
ちなみにわたしは、レコーディング機材として前回の分(新ギター + 新アンプ&アンプ)と合わせてもう1本ギターを持って行っていました。
それがコチラ。teiscoちゃんです。
新ギターAlfatoneを買うまで約2年メインの座にいたこちらのギター。なんぼなんでも、新しいギターだけではさすがにレコーディング怖いやろぉ〜と思い、サブとして持ち込んでいたのですが、、、
1日目録り終わってみるとteiscoちゃんの出番は一切ナシ。Alfatoneだけでいけそうやん!!てかむしろええ感じやん!!
ということで1日目にてお持ち帰り。あらあら。
一応フォローしておくと(?)、これはこれでとてもいい音がします。ただまじでめっちゃ重い!フルアコやのに!そしてデカい!フルアコやから!
フルアコ、箱モノと呼ばれるギターには楽器始めた当初から憧れがありまして。チバユウスケとかベンジーとか、ELLEGARDENの生形さんとか、GRAPEVINEの田中さんとか、かっこいいやん。。。ただわたしは身長は160cm台中盤、あまりにデカいギターは「持たされてる感」あるんちゃうかと手を出せなかったのです。
そんな気持ちもさすがに20代後半になり薄れそして消えた結果、「どうでもええわ知るか!!箱ギター買うんじゃーーー!!」と購入したteisco。1966年製、わたしの母親と同い年というしっかりヴィンテージですがバリバリ現役の丈夫な奴です。
最近はもっぱらAlfatoneになったので、このteiscoは主に弾き語りの時に活躍してくれています。(全部そうですが)思い入れのあるギター、今後も大事にします。
興が乗ってきたのでもう一個機材のことを。こちらのエフェクター。LovepedalというブランドのOD11というモデルです。すごく優秀なオーバードライブ!
このエフェクター、わたしの所有している機材の中でもかなりの古参。買ったのは確か大学3回生の頃。まだダイバーキリン結成していなかった頃だと思います。
「ちょっとええ機材買ってみたい、そして人とはひと味違うやつ」という歪んだ(?)希望によって我が家にやってきました。
今回のレコーディングなんてレベルではなく、このエフェクター通してないギターの音はダイバーキリンには存在していないくらいずっと使っていたエフェクターです。常にON。
しかし人間の欲や好奇心は底無しなもんで、別のエフェクターと入れ替わる形でレコーディング後に降板。
とはいえこちらもとっても思い入れのあるエフェクター。そして一度の故障もなく今まで支え続けてくれている頑丈さ。シャリっとジュワッと、リンゴみたいな音のするええ奴。今後はteisco同様弾き語りを中心に使っていこうと思ってます。
続きはまた!
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